ヘッドマッサージの実績を作る方法

 

2023年6月22日(木)

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会

代表理事 江口征次

 

あなたがお客様なら、実績がないセラピストのヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)を受けたいですか?

 

スクールを卒業して資格を取得したなら、今後やっていくことは“実績作り” です。

 

とはいえ、ヘッド専門店でサロン勤務をしていない限り、ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)に特化した多くの実績を作ることはできません。 家族や友人の協力だけでは不十分です。

 

当スクールでは、卒後の練習会を毎月開催しているので参加されるとよいでしょう。

(サロンワーク研修やカウンセリング講座もあります)

 

 

一番良い実績(欲しい実績)は、症状の改善です。

「頭痛薬が手放せた」「不眠が解消した」「耳鳴りがとまった」「めまいがなくなった」「薄毛が改善した」「眼圧が下がった」「アトピーの痒みがマシになった」などです。

 

ヘッドマッサージのメインは、主に不定愁訴(自律神経失調症)の症状になります。

 

 

目立った実績が作れない理由

ヘッドマッサージ講座の卒業生から、「実績が無いんです。」「どうやったら実績が作れますか?」と聞かれることがあります。

 

私がまずお答えすることは『症状がある人を施術すること』です。

 

改善すべき症状がない人に、いくら上手なヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)をしても『気持ちよかった』『眠れました』『寝落ちしました』程度の感想にしかなりません。

 

リラクゼーションサロンとしては、それで十分な役割を果たしているのですが、そういったレベルのサロンや口コミはたくさん溢れており、これから新規客を獲得する上での特別なインパクトはありません。

 

 

“気持ち良いは最低限!結果追求型ヘッドマッサージ”

当スクールのヘッドマッサージの価値、ポジションは「医療とリラクゼーションの間」です。

 

リラックスだけが目的のお客様もいるので、その役割も果たします。

 

ですので、あまり難しく考えず、「最近、疲れが抜けないから、頭をほぐしに行ったら、○○まで改善しちゃった。」と言っていただけるようなサロン作りをすること、そして、施術の精度を高めていきましょう。

 

今のリラクゼーション業界に求められているのは、リラックスと症状改善の二刀流です。

 

 

「どうやって症状がある人を集客するのですか?」

この質問に対しては、ヘッドマッサージ講座1級のテキストに集客ターゲットについての項目があり、集客に使えるチェックリストもございます。

 

ターゲットとなる顧客の悩みを知ることで集客の広告メッセージが絞られてきます。

 

まずは、無料で作れるホームページや無料集客サイト・インスタグラムなどのSNSで告知してみるのはいかがですか?

 

苦手であっても、やっていくほかありません。

 

どうしても気が進まないなら、費用がかかるホットペッパービューティーやEPARK(イーパーク)に依頼することになります。

 

口コミだけでやっていきたいという方もいますが、無料で使えるものは使ったほうが良いと思います。

(無料の予約システムもあります)

 

「このようなことでお困りではないですか?」とヘッドセラピストが自ら発信していきましょう!