「伝え方が9割」《なぜ伝え方で結果が変わるのか?》という書籍をご存じですか?
人は、情報を伝える際の方法や文脈によって、その後の意思決定や行動が変化する心理現象があります。
これをフレーミング効果といいます。
言い換えると、同じ内容でも伝え方(フレーム・枠組み)によって受け取り側の判断や反応が違ってしまうという事です。
例えば、ある医薬品の効果について伝える場合「95%の効果がある」と、効果の高さを強調して提示すると、人々はその医薬品に対して、ポジティブな印象を持つことが多いです。
反対に「5%の失敗がある」と、失敗の可能性を強調して提示すると、その医薬品に対してネガティブな印象を持つことが多いです。
このように、同じ情報でも、それをどのようなフレームで提示するかによって、人々の受け止め方や判断が変化することがあるため、フレーミング効果は広告やマーケティングにおいても重要な役割を果たしています。
サロンでフレーミング効果を上手に活用するためには、お客様の目的や、ターゲット層に応じて、適切なフレームを使用することが大切です。
例えば「不眠症の改善」が目的のお客様にヘッドマッサージを勧める場合は、単純に『ヘッドマッサージ』とするよりも『快眠ヘッドマッサージ』とネーミングをした方が、専門性が高く感じます。
更に「どんな施術なのか」「施術を受けるとどうなるのか」といったイメージが伝わりやすくなり、サービスを利用する意欲が高まります。
さらにフレーミング効果には、ポジティブな側面を打ち出す方法と、ネガティブな側面を打ち出す方法があり、お客様が受ける印象が変化します。
詳しい内容やその他、広告宣伝の仕方については、別バーションでご紹介しています。
これからサロン開業を目指す方にオススメの一冊です。
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作成者
伝え方は本当に大事です。ヘッドマッサージスクールを開講して今年で丸13年になりました、
その間に講師として、いかに上手にお伝えするかを学んだつもりです。
テキストは何度も改定しており、よりスムーズにお伝えできるようになったと思います。
おかげさまで、今では日本全国、海外23ヵ国からご受講いただける人気のスクールの講師として自信を持って指導しています。
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会
2023/11/22